有機金属
当社の有機金属製品は、世界中で多種多様な用途に使用されており、ポリエチレン容器、玩具、医薬品および電子機器など、日常の多くの物事に関する生産に必要不可欠なものです。当社の有機金属生産の専門知識は1950年代に遡り、現在、ポリオレフィンおよびエラストマー事業のみならず電子技術およびファインケミストリーの用途にも革新的な有機金属を提供し続けております。
塩化ジエチルアルミニウム (DEAC) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化での使用が含まれます。
ジエチルアルミニウムエトキシド (DEAOE) は主にオレフィン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用されます。
ジイソブチルアルミニウムクロリド (DIBAC) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化での使用が含まれます。
ジイソブチルアルミニウムヒドリド (DIBAH) は優れた還元剤であり、医薬品、香味料、香料および活性水素還元剤が必要なファインケミカルプロセスで使用されています。主用途では、アルコールまたはアルデヒドに対するカルボニル官能基の還元やアミンに対する窒素官能基の還元が含まれ、DIBAHは、脂肪族化合物や芳香族炭化水素のみならず、エーテル系溶媒においても可溶性です。
エチルアルミニウムジクロリド (EADC) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化での使用が含まれます。
エチルアルミニウムセスキクロリド (EASC) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、金属やある特定の有機カルボニル化合物のエチル化が含まれます。EASCは、フリーデル・クラフツ アルキル化やアシル化の触媒として使用可能です。
ニ塩化イソブチルアルミニウム (IBADC) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化での使用が含まれます。
トリエチルアルミニウム (TEA) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、オレフィンを製造するためにエチレンのオリゴマー化でも使用されます。またエチレンの連鎖成長において、より長鎖のアルキルアルミニウムを製造するために、主にアルコールまたはその他の生成物に変換されます。
トリイソブチルアルミニウム (TIBA)は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、ある特定の有機還元反応における選択活性の還元剤として、また中間体としての使用が含まれます。
トリメチルアルミニウム (TMA) は、オレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用可能で、またアルキル反応での適用が確認されています。トリ-n-ブチルアルミニウム (TNBA) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化での使用が含まれる。
トリ-n-ヘキシルアルミニウム (TNHA) はオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ触媒の成分として使用可能で、他の金属のアルキル化または有機合成においてアルキル化剤としても使用する場合があります。ある特定の遷移金属塩は、トリ-n-ヘキシルアルミニウムで還元される場合があります。
トリ-n-オクチルアルミニウム (TNOA) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、他用途では、アルキル化反応において触媒成分として不飽和炭化水素の線状オリゴマー化や環化における使用が含まれます。
超低水素化合物トリエチルアルミニウム (ULH-TEA) は主にオレフィンやジエン重合のチーグラー・ナッタ型系の触媒成分として使用され、オレフィンを製造するためにエチレンのオリゴマー化でも使用されます。またエチレンの連鎖成長において、より長鎖のアルキルアルミニウムを製造するために、主にアルコールまたはその他の生成物に変換されます。