2023年5月 80年代の音楽について

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1980年代は筆者が高校、大学時代を過ごした時期であり、海外に憧れていた時期であった為、専ら洋楽を聴いていました。幼少期にThe Beatlesにはまり、その流れでPaul McCartney & Wingsを毎日嗜み、Rickenbackerのベースやギターを買う始末(今は納屋で眠っております)、下手の横好きもここまでくると困ったものです。

さて、80年代は” Best Hit USA”という番組が放送されていた時期でもありました。ミュージックビデオが全盛の時期で、小林克也氏の軽快な解説により番組が進められていました。「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、筆者も様々な洋楽を聴き始めました。Billy Joel, Doobie Brothers, Hall and Oates, Jackson Brown, Earth Wind and Fire, Michael Jackson, Night Ranger…等々、数えきれないほどのアーチストの曲を聴きあさりました。当時の日本は好景気で、マハラジャ等のディスコがはやり、メルセデスやBMWが「六本木のカローラ」と呼ばれていた時期でもありました。

音楽を聴くオーディオもかなりの変遷を遂げ現在はiPhone + Bluetoothイヤホンで容易に音楽のダウンロードや視聴ができます。80年代はもっぱらレコード、カセットテープ、ウォークマン、またCDが出始めたころで、今では想像もつかない程レトロな状況ではありましたが、他方その当時の日本は確かに様々な分野で世界をリードしておりました。

時が過ぎ2023年、筆者もあと数年でリタイアの時期になり、改めて80年代の洋楽を聴いてみると当時感じていた印象とは違う、ある意味新鮮な雰囲気を感じております。

ビジネスでもプライベートでも「温故知新」、一回過去に立ち返る中、新しいものを形作っていく必要があるのではないでしょうか。そうすることで新しいブレークスルーを見出すことができるかもしれません。

2023年5月 SS